初めての日

仲良くしているドイツ人の女性が、ドイツで体育の先生をしているという事を今日知りました。 体育を専門として、学校で教えているそうです。 「例えば今日、6歳の子供に教えたら、明日は16歳の子に教えたりする」のだそうです。 私にはとても興味深く、「日本はそういうのは全くなくて、小学校ではほぼすべての教科を1人の先生が教えている」と伝えたところ、なるほどと頷きながらも「でも専門家が教える方が、とても効果的なのよ」と。 確かにそうだなぁ、と考えさせられました。 日本でも中学からはそれぞれの授業で先生が変わりこそすれ、小学校は同じ先生。なぜ同じ先生か分からないのですが、確かに小学校も教科で分けてもいいのになぁと。 同時に「専門家」に意識があるところに、ドイツのマイスター制度の文化を感じました。こうやって何気なく話すだけでも、背面にあるドイツ人の気質やその文化も感じられ、色々と勉強になります。 その方が更にいうには 「運動は頭を活性化させるのよ」「だから英語を勉強するのは、本当は歩き回りながらするのが良いのよね」「特に卓球」 えっ??卓球!? 卓球ってアジア人のイメージが強かったけれど! 「卓球、私が中学生の頃やっていました」と言うと 「だからあなたはクレバーなのね」とお世辞を頂きました。 外国人からお世辞って、すごくないですか!? 私個人的には結構レアな気がするんです(笑) 私がクレバーかどうか甚だ疑問ですが、ブルーな気分になりがちな海外で嬉しい気分にさせて下さったのは素直にありがたかったです。 とりあえず初物なので、西向いて笑っておきます! さっき調べたら、ドイツでは何気に卓球ってメジャーだったんですね! こういう事がなかったら知らなかったことです。 知らないことを知るって、何だか嬉しくてワクワクしますね♪ ―――― キウィのおばあさんとそのドイツの女性がお話している中に入ってお話を聞いていたんですが、 ドイツの方が「アジア人はみんな一緒で、日本人と中国人の区別がつかない」 おばあさん「私はなんとなく分かるわよ」 ドイツの女性「どうやって分かります?見て違いってありますか?」 おばあさん「外見では分からないけれど、なんていうか、マナーが違う」 私にはこの会話がとっても興味深く、色々と聞いてみたら、 「日本人はあまりものを言わないし、礼儀正しい感じがする」と。 なるほど。 「でも私はよく中国人から中国人と間違えられるし、中国に行った時でさえ中国人に間違えられていました」と伝えたら苦笑していました。 会話をしながら「でも日本人はあまりものを言わないのではなく、言いたいことがあっても、何て言ったらいいか分からなくって黙らざるを得ないんだよね…」と思いながらも、これもどうやって言おうか考えているうちに、話題が変わってしまったというオチです。 日本人万歳! ―――― いつから自分をニュージーランダーと言えるかという話題になりまして、 「永住権を取ったら言えるんじゃないか?」とインドの男性。 「えー?永住権撮ったとしても自分は違う国から来たし、私はネパールから来たって言うんじゃない?」とネパールの女性。 一緒に居た日本人の女性も頷き、私もきっと日本から来たというだろうなぁ…と考えていたところ、キウィの若い女性が向こうからやってきたので、インドの男性がその話を振りました。 「う~ん、どっちとも言えるんじゃないかな。自分は自国から来たともいえるし、自分はニュージーランダーです、とも。」 なるほど。 どのタイミングかは、その人それぞれでいいという事で結論となりました。でも永住権取ってからという事ですね!