プラネタリウムを見てきました。

昨日近くのプラネタリウムに行ったんですが、夜のプログラムは結構良いことが分かりました。
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きっと昼の部は小学生以下の子供が楽しめるものだったのでしょう。(だからdinosaur(恐竜)のプログラムなどの、宇宙にほぼ関連のないものが多くあったんだ...)
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上映終わって退出時、フラッシュ焚かずに頭上のスクリーンをパチリ。なかなか綺麗ですよね。
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そういえばJames Webb望遠鏡も紹介されていました。
面白かったのはオリオン座は結構な頻度でスクリーンにあったのに、全く紹介されないこと。南半球では人気がないようです。
ただ、オリオン座の中央の3点だけは何故かNZでそこそこ有名で、orion's beltと言われてたりします。これを使って低い空で動くすばる(NZではMatariki)を見つける手がかりに使います。日本だとすばるは高い位置にあるのにね。
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プログラム中「北半球は中央に星があってそこを中心に星が回転するんだけど、南半球の空の中央は星がないんです」
「星座で描かれている人物は北半球で正しい位置で描かれているから、南半球のここではみんな頭が下」
と私のモニョモニョと思ってる事をズバリ言っていたので、共感しかありませんでした。
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でも何より嬉しかったのはクリアに南十字星を拝めた事です。

男の子はそういう時期?

今朝の通学中、信号待ちをしている時に私たち二人の後ろを、ある男の子が通り過ぎて行きました。

それを遠くまで目で追った後、娘が

「A君だね…」

実はこういう感じでA君を近くで見かけ、娘がそれに気が付くという場面は何度もありました。

 

娘の学年は去年度で学校を卒業し、同じ地区に住む学生の殆どが男子校・女子校に分かれて新しい学校に通い出しています。

そのため、いくら仲が良くても性別が違うなら進学先の学校が分かれてしまいます。だからA君を見かける機会も、こうやって通学中にたまたまあった時くらいしかありません。

 

私はA君を見かけるたびに「挨拶したら?」と娘に促すのですが、娘は結局今まで一度も声をかけることはありませんでした。

そして今回も同じことがあり、娘は声を掛けずに終了。

「PrimaryやIntermediateの頃はあんなに仲良かったのに、声掛けないでずっと過ごしたら、このまま知らない人になってしまうと思うけれど…もう知らない人で良いの?」

 

娘は少し考えて、私にこんな風に話してくれました。

「この前、他の場所でたまたまB君に会ったんだよね」

「嬉しくてさ、『学校どう?楽しい?』とか色々訊いたんだけれどね」

「『ああ、まあいい感じだよ』みたいな感じの、もうそっけない返事でさ」

「それ以上何も言わないし、ハイこれで会話終了!みたいな態度でさ」

「あんまり話したくない態度だったから」

「もう○○(娘の名)と話したくないのかなって。」

「Intermediateの時は算数のクラスであんなに楽しく、ああでもないこうでもない話したのにさ。」

 

そっか、だから娘は話しかける気力が薄れてしまってるんだ…と。

私はこう返しました。

「何でそんな態度を取ってるのか、正確な理由は分からないけれど」

「何でだか分からないけれど、経験則的に」

「その年頃の男の子は、恥ずかしがるんだよね。」

「特にちょっと間が空いた後で、かつて仲良しだった女の子と話すのは恥ずかしいよう

な気がする。」

 

「例えば新学期でも最初緊張するかもしれないけれど、そこから毎日会ってたら慣れると思うんだけれど」

「進学先が違くて、制服も違うし、そして突然!という状況だったら」

「恥ずかしさが増すのかもしれないよね。」

「だからそっけない態度になるんじゃない?」

「でも、それは○○ちゃんと話したくないという事じゃないと思うのよ」

「例えば後5年くらい経ったら、また違う態度になると思うよ。経験則的に。」

 

私は「男の子」を経験したことがないので、あくまで周りから見た経験則になるのですが、これで娘は少し落ち着いたようです。

 

娘がまたいつか、かつて仲良かった男の子達と話せるようになると良いね。

木製の綿棒

持ち手の部分が木で出来ている綿棒がスーパーで安かったので、試しに買ってみたのですが、ちょっと力を入れるたびに折れます。
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まぁ考えてみれば細い、つまようじのような持ち手なので、ちょっと力を入れたら折れるだろうというのは理解出来るのですが、流石にここまで折れやすいとは予想外。
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いまも耳掃除にこの綿棒を使ったところ、耳元で「ミキッ」「バキッ」と裂ける音と折れる音が一遍に炸裂しました。こんな音楽は要らなかったな…としみじみ思うなどしましたが、要するには次回からは木製の耳かきは買いませんってことですね。

近くのショッピングモールにあった日本のアニメショップ

近くのショッピングモールにアニメショップがあるのを見つけました。
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各国のアニメがあるのかなと思いきや、日本のアニメの商品のみ。まあ考えてみれば「アニメ」って表記してる時点でもう日本のアニメしかないですものね。
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そのお店には英訳された鬼滅の刃がありました。鬼滅の刃が大好きで、なおかつ英語の勉強をしたい方には良いのかもしれません。
ニュージーランドドルの価格は書いてなかったですが、アメリカドルの記載があったので日本円に換算してみたら大体1冊1000円くらい。日本で買うより数倍しますが、まあ勉強料と思えば出す価値はあるかも。
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勿論鬼滅の刃の他のグッズもありました。
色々と見てみましたが、半分以上は版権の取っていない商品でした。炭治郎くん、禰豆子ちゃんといったキャラクターも、同人誌っぽい絵柄がそのままマスコットやタペストリー等の商品になっていました。
しかし現地の子どもたちは、そんな版権とかいうものを全く知らないので、ウキウキでこういう商品を買うんですよね。
これufotableさん頑張って取り締まった方が良いんじゃないのかな。子ども達の夢を半分くらい奪っている気がするんですよね。
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というのも、この後コーヒーを飲みに行ったんですが、後ろに座っていたお父さんと小さな娘さんがいて、その女の子の横に大きな袋(50cm×30cm)があり、その袋には大きく鬼滅の刃のイラストが描かれていたんですね。あのお店で何か商品を購入したのでしょう、その絵が思いっきり同人ぽかったんですよね。
それを知ってるのか知らないのか分かりませんが、女の子は本当に嬉しそうでした。
まぁ鬼滅であれば絵柄はこだわらない年頃なのかもしれませんが、こういう喜びはufotableさんが差し上げるものだろうなと思うのですよね。
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でも私も私で学生の頃、同人誌を漁るほど買いつくした経験もあるので、じゃあ一体どこから線引きが出来るのか分からないなとか、
あの女の子の喜びは私が高校生の頃に同人誌を買ったときのトキメキとそう変わらないんじゃないかとか思うと、
それならどこで線引きをすべきなのかとか今度は考えるようになり、こうなるともはや私の思考は、最初の本筋から遠ざかっていく方向に。ああこれはこれでもう置いておこう。
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…でも個人的には個人で大きな利益をもたらさない形で行うのが同人の世界かなと思ったりもするんですよね…
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ってもうやめいやめい!
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まぁそんなもやもやした気分を感じつつも、日本のアニメの市場の広さを改めて再確認したいい機会でした。また何か機会があったら見に来るかも。

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学校のPhilosophyの授業

学校でPhilosophyの選択科目を選んだ娘は、毎週楽しくこの授業を受けているのですが。
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今度この授業で「○○」(←名前失念。いや覚えておけよって話ですよね)という発表を生徒それぞれが行う事になったそうなんです。
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娘曰く、具体的には、科学的に証明されていない所謂「占い」で、案外誰にでも当てはまりそうなことを言って、読む人に「なるほどそうかも!」と思わせている。けれど本当はそうじゃなくてそれは嘘であるんだ、という内容。これをそれぞれが具体的に纏めて発表するという流れです。
そう、この授業は心理学入門的なものを学ぶ授業なんです。

占いが好きな方にはちょっと刺激が強くてすみません。私も否定し切れない派なので、私はどうなのか分かりません。
まあ是非云々は無視して頂いて、学校でこういうことが行なわれているという事だけ理解して頂ければと。


生徒の殆どは星占いを選び、娘も最初は星占いを選んだそうで。
しかしその後「みんなと一緒だとなんか嫌だな」と思い直し、急遽血液型占いを選んだそうです。
何故血液型を選んだのか、娘がB型であることを他の日本人から言われているからでしょうか。
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ただ、血液型占いをまとめるにあたり、1つ大きな問題を発見しました。
そう血液型占いはアジア圏で有名だけれど、NZでは知名度がゼロもゼロ。
という事で「ほぼみんな血液型を知らない」という事が分かったんですね。
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「だからその占いの内容を伝えたところで『当たった感』がないんだよね」
「それにみんな血液型をそもそも知らないし、その場で血液型の検査も出来ないしね!(爆」
「わ―どうしようかな!!」
と娘が漏らしていました。
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しかも自分のブースにそれっぽいディスプレイもしないといけないので、どうやったら血液型占いと一目で分かるかというのも、考えるべき大きな問題です。
「先生が赤色の塗料を買ってきてくれるって言ってくれたけれど…」
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娘の試行錯誤は目下進行中です。
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ちなみに他のある女の子は「顔相占い」を自分で編み出したようでした。
でも自分が編み出した「顔相占い」を使い、わんさか占って欲しいと押し寄せる他の子供達をみている内、その子は何が何だか分からなくなったようで、ある時
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「あなたは…しわが沢山ありますね…。しわが沢山あるという事は」
「それだけ長く生きて来たという事…」
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まぁ、そりゃそうですよね。

静粛に

日本語に興味があるクラスメイトの男の子が、"be quiet"の意味で「黙れ!」と言っていたと娘。(多分"Damare!"の方がより正確かもしれません)

「でもね、それじゃちょっと良くない言葉だと思って。」

そう娘が言った後、こう続けてきました。


「『静粛に、の方が良いよ』って言ったの。」

そのおかげでその男の子は、ふざけて他の男の子と激しい取っ組み合いしている時も、
「静粛に!」
「静粛に!」

と興奮しながら大声で連呼していたそうです。

この子供の柔軟性ですよ。