フシギダネは英語で

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娘を迎えに行ったら、このぬいぐるみを持って教室から出てきました。 一体そのぬいぐるみはどうしたのと訊いたら、クラスメイトの男の子が学校に持ってきたそうで、娘がそれを可愛い可愛いと愛でていたら一晩持って帰って良いよと言ってくれたそうなんです。

ちなみにぬいぐるみを学校に持っていくことは、この学校ではよくあることのようです。 私が小学生の頃は絶対に没収されていたと思うので、この文化の違いをどう捉えて娘にどう伝えていくのが良いのか分からず、毎回こういう場面に遭遇するとただぎこちなく言葉を失ってしまいます。 しかし男の子は良かれと思って貸してくれたと思うので、その気持ちに感謝してありがたく持って帰ることにしました。

帰宅し、夕飯の準備をしていたらパパ帰宅。 パパは玄関先に置いてあったそのぬいぐるみを見るや否や、まるで子供の頃に声色までそっくり戻ったかのように

「おっ!なんでフシギダネがあるの!?」

とかなり嬉しそう。

そこで私は初めてこれがフシギダネというモノだという事を知りました。 パパは初代ポケモン世代なので、さすが詳しいです。 ちなみにフシギダネフシギソウフシギバナと進化するそうです。 翌日フシギダネを持って登校しながら娘は、 「フシギダネってこっちではバルバソーって言うんだよ」 「バルバソーがinvolveしてフシギバナになるの」 「あれ?フシギソウだっけ?フシギバナだっけ?」 進化って英語でinvolveというのかぁ…さすが子供はこういう所覚えが早いわ…

と遠い目をしながら私は感慨深くなり、しかし娘の質問の答えが分からず 「さぁ…どうかのう…」 とマシューの様な達観した態度を見せては娘を惑わしていきました。