手紙の返事&大切なお話

外出中、娘が何故か日本の幼稚園でのことを思い出し 「○○ね、先生にお手紙を書いたんだけれど、お返事を書いてくれなかったの」 「先生が親指を切っちゃって、包帯を巻いてたの。だから書けなかったのかなぁ」 「でもね、少ししか書けなくても、書こうという気持ちが大切なんだよ。○○は手紙くれても、お指を怪我しちゃって鉛筆持てなくても、書こうと思うの」 と話しだしました。

私が「そうだね」と返事するや否や、娘は畳みかけるように 「ママはそうする?」と聞いてきました。

正直言うと途中からちょっと考え事をしていて質問の内容がよく分からず、改めて 「そうするってどうするってこと?」と聞いてみると

「あのね、お指を怪我しても、あんまり返事を書けなくても、それよりも書きたい気持ちが大切だからね。覚えていてね。」

「そうだね、覚えておくよ」と私。 「うん。ママいい子。」と娘。

はい。覚えておきます。

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上の話の直後、 「あのね、大切なお話だからね」と娘が話を振ってきました。 「なに?」と聞くと、 「あのね、人はハートを持っていてここにあるの」と手でハートの形を作りその形を胃に置きました。 「ハートはね、なくしちゃうと、歌を歌えなかったり、絵を描けなかったり、美味しいものを食べられなくなったりしちゃうんだよ」 「だから大切にしないといけないんだよ」 「なるほどねぇ、どうやったら無くさないでいられるのかなぁ?」と私。 「あのね、戦争ってとっても悪くって人が悲しくなっちゃうんだよ。戦争はダメだから行っちゃダメなの」 「男の人でハートを持っている人がいるでしょう?ハートのある男の人が必要なの」 「戦争をやらないで、ハートのある男の人と一緒に居たら、自分のハートは無くならない?」 「うん。」と深く頷く娘。 「そうだよね。戦争はいけないよね。」と返事をすると、娘はニンマリ顔を私に向けました。 娘に戦争はどんな姿で写っているのでしょうか。 娘なりに何かを掴んでいたら良いなと思います。 とりあえずハートをなくさないためにも戦争にはいかず、ハートのある男性を大切にしようと思います。