夫婦間の相互理解とは

平井ネットメディア局長の一件で思うことがあります。 それは夫婦間の相互理解という事。 震災後の放射能の意識の違いから、夫婦間の溝が深まっている方が私の周りで多いです。 お話を聞くと、震災前から考え方のずれを(主にママさんの方が)感じていて、だけど子供のために見ないふりをしていた。だけど震災をきっかけに放射能に対しての意識の違いから、見ないようにしていたものも見えてきて、愛情がなくなったという流れで…。 旦那さんは仕事さえやってれば家事は全くしなくとも良いと潜在的に考えており、子供ともロクに向き合わない。仕事でのストレス発散だと称して、タイミングも見計らわず趣味の時間も持つ。

結婚によって女性の多くのライフスタイルは一変してしまうけれど、その変化に伴う辛さを旦那さんは全く認識しない。旦那さんが趣味の時間を作るがために、奥さんは自分の1人で休める時間が全くなくなってしまう。どこかしら心の中で「女性は子供が好きなんだから、ずっと一緒にいても疲れないだろう」と思っている。ようやく旦那さんに子育ての相談が出来ると思ったら、事なかれ的な返事しか返って来ない。 最後には「働かず家にいるんだからこれ位しろ」的な命令。

こういう時に感じている不満が、決定的な亀裂として表面化してしまうようです。 自民党の平井氏に代表されますが、男性の中には「仕事している自分が一番偉い」と思っている人が一定数いて、それを免罪符に、様々な家庭のトラブルや悩み事等を疎かにされ、その上その定規に当てめられ解釈される家族は、たまったもんじゃないと、私も思います。 家族のあり方は、こういう時に試されるんだなと、思いました。

相互理解、コミュニケーションが何より大切だと感じるし、奥さんが旦那さんの仕事を大切に思い、ベクレないように弁当も作り、栄養のバランスも考えご飯を作っているのと同じように、もし旦那さんも家事をしている奥さんに対し、心から敬意を払い、それを行動に反映できるならば、今泣いているママさんたちはもっと減るんじゃないかと思いました。 こんな偉そうに書きながらも、私もそれに向けて完全に努力を尽くし切れている訳でもないのでお恥ずかしいのですが、今回の平井氏の発言は、私の心にザワザワと来ているので、とりとめもなく書いてしまいました。