卒業高校と卒業大学

まったく理由は分からないけれど、私の卒業した高校のHPをふと見たくなりました。 辿りついたそのHPには、今年度の進学率と進学先が載っていて、私が卒業した大学は全進学者の6%が。 思えば私はその高校の第2回入学生で(新設高校だったんです)、入学した時は3年生が不在で高校自体に全くの進学実績がありませんでした。そのため私達は先生から「後進のためにも絶対に大学に行け」と言われてきました。偏差値教育の真っ只中のことですから、今にして思えば先生も輪をかけて私たちにプレッシャーをかけてきたんですね。 (まぁ大学以外に進学したい人は、全く先生の話に耳を傾けなかったとは思いますが

そんな状況で、私は色んな雑誌や本をあさっては見つけてきた大学を志願し、推薦試験を受けたんですね。当時その大学から指定校推薦というモノは当たり前ですが貰っておらず、私はそれよりちょっと不利な自己推薦で受けました。勿論私の1個上の先輩はこの大学は1人も受験せず、私がこの高校からの初めての受験者です。 大学が推薦枠で取る学生は100名。その中で75名が指定校推薦枠、残り25人を自己推薦枠だったんですが、その25名の枠の中で数千人の学生が受験しました。私と同じ高校から受験した人が他に2人居たんですが、残念ながら落ちてしまいました。

人の評価というより、純粋に私のやりたいことに合っている大学というだけで選んだ大学なので、まぁそれ以降もチラホラ行けば良いくらいかなと思っていたら、まだまだ6%も行ってるんですね(なんて物好きな)。 しかも今や指定校推薦が可能とは。 私は本当に羨ましくて羨ましくて。 「ああ私も指定校推薦で受けたかった!!人が作った轍の上をラクラク歩きたかった!!」 と悔し紛れに言ったところ、旦那に大笑いされました。 「いっつもなにか切り開いていくよね」と返されたんですが、特に切り開くことは趣味ではないので何だか腑に落ちない今日でした。