いずれでもなかった

夕飯を食べながら娘は、今日小学校で教わったことをクイズ形式で話してくれました。

「Goat、山羊ね。山羊の子供って何て言うかわかるー?」 「ヒントはkidsだよ!」 ものすごくノリノリで出題してきた娘。

その姿が可愛くて、ついからかいに走る私達両親。 「んー…ゴートっ子!?」 「違う」 「そっか、じゃ、ゴードンかな」 「違う」 「分かったパーシー!!」 「電車じゃないのー。」 「分かった、電車じゃないならハロルドだ」 「だからぁ、トーマスじゃないんだって!」

毎回否定してくれるので可愛いです。

その後、娘がムフフという顔になり、こんな事を言いだしました。 「これはね~目に染みつくよフフフ」

私達がサッパリ分からない顔をしたら、慌てて 「いや違う、身に染みつくだ」 「身に染みついていく…」 「身に染みる」

そう三連発したのち 「身に覚えがある」と言い切りました。

何が身に覚えがあるのだろうかと気になっていたら、 ようやく娘は、私達両親がそのクイズに真剣に答えようとしていない事に気が付いたようで、答えを言ってきました。 しかしそれが全く「身に覚えがある」モノでもなかったんですね。

強いて言うなら「聞き覚えがある」でしょうか。 娘、よく頑張った。努力賞です。 そして答えはkidでした。