二郎

食事中「一郎」という名前の話になり、娘が「どう書くの?」と訊いてきました。

パパが「一郎って、一郎・二郎みたいに、昔からあるよくある名前でね、『いち』は数字の一で、『ろう』はうーん、なんて言ったらいいのかな…」

「じゃ『じろう』ってどう書くの?」と娘。 「『じろう』は『じ』が数字の二になるだけだよ」とパパ。

二を「に」ではなく、「じ」と読むことに付いて、あまり納得しない様子の娘。 「…いっそのこと文字の『字』にしてくれたらいいのに!」

「なるほど、じゃ『ろう』はどうやって書いたらいいと思う?」 と私が訊くと、娘は自信たっぷりに

「ひらがな」。

字ろう。 新しい響きです。