外出中、娘がこんなことを言いだしました。 「みんな車を持ってるね」 「そうだね。みんな車を持っているね」と返すと 「○○達以外、車を持っていない」と言いだしました。
はて、言っていることがさっきと正反対だぞ?と不思議に思い、娘に確認してみると、やっぱり言いたいことは変わらず同じで、だけれどどうやら「持っていない」というフレーズを使って言い換えたかったようです。
「そういう時は『○○達以外持っていない人はいない』って言うんだよ」と言うと 「○○は最初からそう言っていたんだよ」とここでいきなり、いつもの娘の負けん気が顔を出しました。 どうやら言い換えられなかったのが悔しいのでしょう。
「○○ちゃんは『○○達以外、車を持っていない』と言ったでしょう?それはみんな車を持っていないっていう意味だよ。そうじゃない、みんな車を持っているって事を言いたかったら『○○以外持っていない人はいない』もしくは『○○くらいしか、車を持っていない人はいない』って言うんだよ」
「○○、そんな難しい言い方したくない!!!」 「くらい、ってなに?どういう意味!?分からない!」
色々とご立腹でした。
それにしてもこの時の「くらい」の意味ってなんて言ったらいいんでしょうね。 意味をハッキリ言えないのにこの言葉を使っているって、まさしく「習わずただただ慣れてきた」言語だからこそなんだろうなぁと思いました。
言葉って奥深いですよね。