じゃあママ明日食べてよね

新年もあけ、初めての朝食は素麺でした。 正月らしからぬご飯だと思いますが、昨日の薬味が大幅に余ったためです。 今朝はそれに加えて茹で卵も出しました。 1人1つで、合計3個。 パパが食べ、娘が食べ、そして残ったのは私の卵。 しかしながら私は食べる前に満腹になってしまい残しました。

食べ終わって私がパパとお話していたら、娘がブスッとした顔でこんなことを言いだしました。

「ママ。お話してるならもうご飯は終わったんだね?」

「そうだよ。もうお腹いっぱいだから。」と私。

更に娘は続けます。

「卵あるけれど食べないの?」「卵あるんだからお喋りしないで」

「もうお腹いっぱいだから食べないんだよ。」

「卵あるのにもう食べないの?」

「食べたいんだけれどお腹いっぱいなんだよ」

ここで更に娘の顔が険しくなります。

「じゃあいつ食べるの?」

「お腹いっぱいだから明日あたりに食べるよ。」

「じゃあ!ママ明日食べてよね!!」

息を巻き、口を相当に尖らせてこんなことを言うので 「…もしかして、この卵食べたかったの?」 と聞くと、ものすごーーーーーく不満そうな顔で頷く娘。

無理やり娘が手を伸ばして卵を取ろうとしたので、その手をいさめながら、 「あのね。卵は美味しいけれど1日1個にしておいた方が良いよ」 と諭してみましたが、不服そうな顔は一向に消えません。 そして私の顔をじーっと見るなり、目を閉じてフンッと顔を逸らしてしまいました。

このやり取りを見ていて皆さんもお気づきになったかと思いますが、娘は卵を食べたいという事を、まさに一言も言わず、そのかわり色んな態度や言葉でそれを示そうとしています。これぞまさしく女子力ですよね。

パパは「じゃあ明日食べてよね!」という苦し紛れの娘の反抗に吹き出してしまいました。男の子はこんな周りくどい言い方はしないと。 確かにそうなのかもしれないですね(笑)

ちなみに娘は、上記のようにご飯中、人が喋っているかどうかを、たまに指摘しだしますが、かといって指摘している本人は、話したいことがある度に食事を中断し5分くらいは喋ってます。それを幾度も繰り返します。 女の子はお喋り好きですよね(´Д`)指摘するくらいならまず自分を振り返って欲しいと思うのが親の気持ちですが、こんな娘が同時に可愛いなとも思うのも親の気持ちです。