中国人

私が住んでいる場所はさすが移民の国だけあって、色んな人種が住んでいます。 ことインド人・中国人、かなり多いです。 そして私の周りでお見かけする中国人は、9割以上の確率で、私に"中国語"で話しかけてきます。確かに私は大陸系の顔つきをしているそうなので、中国人と間違われるのも否定できないのですが(笑)それにしても英語で「日本人です」と説明しても、彼らは中国語で話すことを止めたりはしません…。 そして近くにチャイニーズマーケットがあるのですが、その店員さんにも会計の度に「你好」「謝々」と挨拶を頂いたりもします。 気になって旦那に聞いてみたら、旦那も全く同じだそうで、中国人からは必ず中国語で話しかけられ、英語で自分は日本人だと伝えてみても、聞いてはくれず中国語も止まないと。 そして「でも韓国人は韓国語で自分に話しかけてくることはないな…」「やっぱり中国人だけだなぁ…なんでだろう」と。 私は中国の国に対しては色々と思うところもありますが、個人レベルは何の印象も持ってなくて(力強いとは思いますが)、こちらに来てから縁のある中国人は幸いにもむしろ気さくでフレンドリー、世話好きな方が多いとも感じています。 だからなのかな…?とも思ったりもするのですが、やっぱりこういうのは憶測ではなく、中国人に聞いてみたい!!と思い、旦那から知人の中国人に聞いて貰えるようにお願いしました。旦那も少なからず疑問を抱いていたので快く承諾してくれました。 数日後、その答えが返ってきました。 曰く、「中国人は、世界に中国人が散らばって、それぞれの国でコミュニティを作って生活しているのを知っていて、また中国人は人口が多いと自覚しているから、『髪が黒い=中国人でしょう』と思い、それを信じて疑う頭がないんじゃないか」と。 なるほど~…と感心しきり。 でも。 日本人がもし人口が多くて、色んなところにコミュニティを作り生活しているような状況になったとしても、きっと日本人は、頭がいくら黒かろうと、まずは英語で話しかけるだろうな~と。 ここら辺に国民性の違いを感じ、何だか面白くなりました。 文化の違いって、本当に興味深いですね。