英語も色々

旦那がまた体調が下り坂のようです。 一度治ってまた引き直しのような感じ。 まぁこの寒さなら仕方のないことなのかもですね。

そして私はどうやら2回目のしもやけです。 足指がお見せできないような酷い状態になっています(*´∀`) 日本に居たらこんなしもやけって、あんまり経験できないですよね。 痒いですが、ある意味貴重な体験です。


旦那の学校でキウィの先生がこんなことを言っていたと聞きました。 その先生は分からないポイントをとてもよく掴んでおり、説明も細やかで、生徒の「分からない」という気持ちに立って、とても理論的に教えてくれる、教えるのが上手だという定評のある先生なんだそうです。

その先生がアメリカに旅行した時のことを話してくれたそうです。曰く、

「英語はアメリカ、イギリス、そしてニュージーランドなどいろんなところで使われているけれど、一口に英語と言ってもだいぶ違う」

「実際自分がアメリカに行ったとき、普通に英語で現地の人に話しかけたんだけど、返事が何を言ってるか全く分からなかった」

「同様に、アメリカ人も自分が何を言ってるのか、さっぱり分からないようだった」

「その後は意識してスローペースで話すようにした。英語同士なのに通じないもんだね」

そして、その先生は今、個人的に中国語を習っているということでした。

それを聞いて思ったのは、

ものを教えるに当たって「今、自分が普通に分かっている物事を、まだ理解できていない」人の気持ちを理解し同じ目線に立つことは、とても有効的で、それがあるからこそ人に分かりやすい教え方が出来るんだろうなと。

そう思いました。

そんなことを思ったら、こちらで私にはよくある 「焦ると余計に英語が分からない」 という事も

子供によくある、 「親が怒って言うと、子供が焦ってさらに子供に伝わりにくい」 という理屈にも繋がるのかなと。

自分で実際、言葉が理解が出来なくなる状況になって、初めて子供の理解の不十分さをこうやって理解できるってわけですね。 こういうことがある度にハッと気づかされます。

私はとても器の小さく、体調が悪かったり、同じことを何度言っても聞く耳を持たない、もしくは反抗的に口答えを始める娘を前に、ついつい感情的になってしまうことも多いですが。

この一件は、なにか子育てに関し改めて何かを教えてくれた気がします。

こういうことを忘れないでいたいです。