娘といつも見ているEテレの「にほんごであそぼ」。 ここで"うなりやベベン"さんという方が、昔に書かれた歌に曲を付けて歌っています。 最初はものすごいユニークな出で立ちなので、そちらに目を奪われていたのですが、何度も聞くうち、その歌の曲調や歌詞に目が行くようになりました。 子供を想う歌。まさしく歌のタイトルの通りです。 時代は違えど、子供を思う親の心はおなじで、 またその気持ちを、美しい言葉を連ね、書かれている。 こういう歌こそ残したいと思いました。 http://www.nicofinder.net/watch/sm16185484 うなりやベベンさんこと「浪曲師 国本 武春」さんの歌声は、聞きごたえがあるものです。この歌についてのEテレでの説明が、端的で分かりやすかったので、以下に引用します。 http://www.nhk.or.jp/kids//nihongo/song/index_04.html 「この歌は、万葉歌人山上憶良の作をもとにしています。 「わが子ほどに大切なものがあろうか」と、こどもへの思いを率直にうたったものとして、ひろく親しまれている歌です。 この時代にはまだ砂糖がなく、瓜や栗は、甘いものが好きなこどもたちの大好物でした。こどもが好きそうなものを食べると、わが子にも食べさせてあげたいと思う、いつの時代も変わらぬ親心を、しみじみ感じてください。」