冷静な判断

帰宅した娘に、オレンジジュースを用意しました。 パパの分も一緒に。 フルーツのオレンジを絞って作った結構な贅沢品です。

所用を済ませ席に着き、飲み始める2人。 しかし口から生まれたような娘は、オレンジジュースも飲みたいけれど、同時にパパとお話もしたいようで、なかなかコップの中のジュースが減りません。

娘のジュースが減らない中、 先にパパが飲み終わりそうだったので、 娘も早く飲み切ってくれたらな…という願いを込め 「早く飲み切らないとお代わり少なくなっちゃうかもね」 と言って見ました。

すると娘は、 オレンジジュースが入っている容器をちらりと見、 残っているオレンジジュースの上限が、容器の4・8・12と目盛があるうちの8であることを確認した後

「今8だから、パパが4まで飲めば良いんだよね」

と冷静に呟いては、 やはりちびりちびりと飲んでいました。

もう娘には 「どちらが早いか競争だよ!ウフッ」 という小細工はもう通用しないんだということを再確認したひとときでした。 これからは要するに早く飲みなさいと直截的に言おうと思います。