黒ひげ危機一髪

旦那が辛そうな顔をしていたのでどうしたのかと尋ねたら

「なんかね…心臓がバクバク言うんだ」 「多分ね…お腹の調子が良くないのとコンビネーションかなと…」 「幸せのバイブレーションみたいなね…」

ほうほう、なるほど。

それから旦那がキッチンに行き戻ってきたのですが、私の隣に来ては 「失礼します」 と横に。

どうしたのかと尋ねると 「なんかね、いきなり左足が痺れだしたんだ…」 「こう立て続けに不具合発生って何かクリスマスカレンダーみたいだよね、ウフフ」 「『1日目、肩が上がらない』『2日目、腰が痛い』みたいな、どんどん悪くなってくの」

「それは『クリスマスカレンダー』というより、どちらかというと『黒ひげ危機一髪』ではないか」 と返したら、旦那は「黒ひげ」より「カレンダー」の方がいかにこの状態を比喩するのにふさわしいのか、とくとくと私に語りだしました。

その情熱があれば明日も生きていけると思います。

※旦那は寝不足なだけなのでご心配なく。