今朝の外出時、こんな事を娘が言いだしました。 「さっき歩いた『ろーど』は…」 「違うよ、日本語では『どうろ』ね。」と私。 「『ろーど(road)』と『どーろ』は同じ意味だけれど日本語では『どうろ』。わかる?」
「…。それじゃ『ろーどー』は?」 「それは働くという意味で、道路とはまた違うんだよ。」
分かってるんだか分からないんだか、娘の反応が薄かったので、 「もっと言うとね、車が走ってるところを『しゃどう』、人が歩いているところを『ほどう』と言うんだよ。」 と念を押してみました。
これには娘も興味を引かれたようで 「ほどう」と「しゃどう」で文章を作って遊ぼう、と言いだしてきました。
「こういう文章を作るのはママ得意よ!」と言うと、
娘がワクワクしながら「『しゃどう』を走る車!」。
それに返すように私が「『しゃどう』を走る車多すぎ!」と言うと、
「そーねー。たしかにねー…」といきなり人生相談のおばちゃんみたいな渋い対応でしみじみと考えだした齢6歳の娘。いったいなぜ。
それにしても考えてみたら、娘はこの
「ろーど」と「どーろ」と「ろーどー」を
漢字も知らないままその音だけで聞き分けている訳です。
これってスゴイ事ですよね。
もしこれが大人だったら混乱して何が何だか分からないと思うんです。
なんて書くの?とか聞いてしまうだろうと。
改めて子供の柔軟な頭に感心した今朝でした。