個性

旦那と話の流れで小学校入学の話になりました。 私は今でも鮮明に記憶があるんですが、小学校入学とは 「待ちに待ったハレの日」であり、 「ランドセルをついについに背負える日」であり、 「これからなるであろう沢山の友達と会える日」でありました。

初めて手にする教科書は一体どんなことが書かれているんだろうと心が躍り、沢山のおはじきや三角形や四角形の紙が詰まった「さんすうセット」はまさに宝の箱かと思い、入学式から帰宅した日なんかは、手当たり次第に開封しては「片っ端から開けるんじゃない!!」と親の怒りを買ったものです。

その話を旦那にした時 「ほーん」 と。 何か反応が薄いので、旦那はどうだったか聞いてみました。 そうしたらですね。

「気が付いたら小学校に通っていた。」

気が付いたらという無意識。 この個性の違いに軽く眩暈を起こした夕方でした。 いえきっと太陽がまぶしかったからでしょう。